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オードリー・ヘップバーンの代表作 『ローマの休日』

『ローマの休日』(Roman Holiday )1953年(アメリカ映画)
パラマウント映画製作、白黒、118分
アカデミー賞各賞等を受賞

<監督・製作>ウィリアム・ワイラー

<キャスト>
オードリー・ヘップバーン (アン王女)
グレゴリー・ペック (ジョー・ブラッドレー)
エディ・アルバート (アーヴィング)

王女と新聞記者との切ない1日の恋を描いたラブ・ロマンチック・コメディ。
トレビの泉や真実の口など、名だたる観光スポットが登場していることでも有名。

ローマの休日のシーンを用いたCMが多数作られるほど、根強い人気を保ち、今でも多くの人々を魅了する作品である。製作50周年を記念してデジタル・ニューマスター版のスペシャルDVDも作られた。

<あらすじ>
オードリー・ヘプバーン演ずるアンは、ヨーロッパの古い伝統を持つ某国の王女。
ヨーロッパ各国を表敬訪問中の最後の滞在国であるイタリアのローマで、過密なスケジュールと自由のない生活への不満から、城を抜けだしてしまうが、オードリー・ヘプバーン演ずるアン王女は、無防備にも路傍のベンチで寝てしまう。そこにアメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレーが通りかかった。そんな彼女を介抱するうち、王女はジョー・ブラッドレーのアパートまでついて来てしまう。
翌朝、彼女の素性に気づいたジョーは、王女の秘密のローマ体験という大スクープをモノにしようと、職業を偽ってどうにか王女を連れ歩くことに成功する。友人のカメラマン、アーヴィングと共謀して次々にスクープ写真を撮っていくうち、自由を生き生きと満喫するアン王女とジョーの距離は次第に近づいていくのだった。

引用 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』